この記事を読んでいただきたい方:
ご自宅あるいはアパートでご使用の鉄骨バルコニーの経年劣化による「すのこ交換」、また、手すりなどの鉄部のサビ腐食が気になっているオーナー様に、延命修理の方法をご覧いただけます。
この工事の相場費用について:
鉄骨の腐食ダメージの具合や工事条件がまちまちであるため、工事費用も現場ごとに異なります(現場調査が必要です)。お見積依頼等お気軽にお問合せください。
バルコニーの「すのこ床」がフワフワする?
ご使用のバルコニーに敷いてある「すのこ」について、「歩いているとフワフワする」とご相談をいただきました。原因の想定はできるものの、やはり目視での確認が必要なのでオーナー様のお立会いのもと、さっそく現場調査をします。
「床のフワフワ」の原因は以下の2点です。
(1)すのこを支える鉄骨バルコニーの強度ダウン
(2)すのこ床材の老朽化
現状のまま使っていると、すのこが割れたり、鉄骨が一部欠損したりする可能性があるので怪我(転落事故)に繋がります。この人的被害について、上記の2点を補修することで最低限のコストによる延命修理ができます。
鉄骨強度を復活させる~手すり編~
従来の鉄骨を再利用しつつ、サビ腐食で弱った鉄部を交換したり補強することで、まだまだ鉄骨強度は維持できます。
下の写真はサビてボロボロになった手すりをカットしているところです。
下の写真は補修の流れを紙芝居のように撮影したところです。
鉄骨強度を復活させる~鉄骨編~
すのこ床を下から支える鉄骨部分の補強を行います。
バルコニーの中心を横断する新たな鉄骨を増設しました。この鉄骨がバルコニーの床を支える「新たな屋台骨」になります。この鉄骨を入れることでバルコニー床の不安定感は劇的に変わるので安全に使うことができます。
鉄骨の補強が終わったら塗装をして塗膜コーティング完了。いよいよ新たなすのこ床を取り付けます。
バルコニーのすのこ床を交換しました
鉄部の補修が終わり、床面の安定が確保されたところで「すのこ床」を交換します。
「安全に使用することができるようになって良かった」とオーナー様からもご満足いただけました。老朽化した鉄骨バルコニーでも延命補修で復活!15年~20年はまだまだ現役でいけますよ!
以下、工事前と工事後の写真です。
鉄骨バルコニーは外気や雨に晒されてサビ腐食の影響を受けやすいです。ボロボロになってしまう前に延命修理で長く使っていきましょう。鉄骨バルコニーの延命修理はお気軽にご相談ください。お役に立ちます!
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