鉄骨サビ補修(補強)のご相談の前にご一読ください
「うちの外階段が老朽化でボロボロになってきた・・。取り替えたり、修理したりできますか?」とお問合せを多くいただきます。しかしながら、オーナー様に少し立ち止まっていただきたいことがあります。
「あとどれくらいその外階段をご使用になるのか」を軸にすると工事(費用)が明確になります。
例えば、下記の4つの質問でドキッとしませんか?
- 「新しい外階段に取り替える意味があるのでしょうか?」
- 「建物よりも長持ちする外階段が必要なのでしょうか?」
- 「今後の建物維持年数より長寿の階段が適切でしょうか?」
- 「取り替えている間の入居者様の生活はどうなるのでしょうか?」
質問の答えはオーナー様によって様々です。答えの数だけ改修工事の方法があります。 これが明確になってくると、だんだんと下記のようなテーマが見えてきます。
- 「建物(アパート・戸建て)の寿命に合わせたい」
- 「工事予算を絞った中で計画を見直したい」
- 「工事予算を分散して合理的に工事をしたい」
- 「とにかく人的被害の回避を優先にしたい」
もしかしたら、この改修工事を機会に手すりの位置を変えるのかもしれません。もしかしたら、少しだけ修理して様子を見るのかもしれません。もしかしたら・・・仕上げ塗装をオーナー様ご自身で塗装することになるかもしれません。
「鉄骨がサビたから補修する」のではなく、ご資産の運用計画(維持年数)という視点で考えてみると適切な改修方法にたどりつけます。
当社は「丸ごと作り替える」という選択肢は最後の最後にします。オーナー様のご資産をできるだけ現状のままキープする方向で考えます。なぜか?もったいないからです。
「作り替えないで延命する」「経年劣化のスピード遅らせる」という発想はネガティブに感じるかもしれませんが、オーナー様にとっては「無駄のない補修投資」につながります。また、それが当社の補修モットーでもあります。
なるほど、そうだよな。と思ったオーナー様、お声かけください。
参考動画:外部鉄骨階段の溶接補強工事の風景